【日次ログ】ExcelのCOPILOT関数は9月14日提供終了予定 ― ブックの点検事項

2026-09-05 精査・訂正
終了予定日は2026年9月14日です。初稿の「来月」という表記を改めました。「廃止後は#NAME?になる」という断定は、確認した公式資料に根拠がなく、撤回します。「代替は結果を手で貼り付けるだけ」「関数が冗長なため廃止した」という説明も訂正します。実際のブックや終了後の動作は試していません。
公式告知で確認できる終了日と対象
9月5日にMicrosoftのCOPILOT関数サポートページを再確認したところ、2026年9月14日から利用できなくなる旨の更新が掲載されていました。終了するのはセルからAIを呼ぶCOPILOT関数で、Excel全体やCopilot全体ではありません。
同ページにはFrontier・Microsoft 365 Insiderでの提供と対象ライセンスの条件が記載されています。すべてのExcel利用者が使える通常関数だった、と理解しないでください。また、ページ上の「適用対象」欄を根拠に、試していない全端末の終了後の挙動まで一律に断定することはできません。
代替として案内されているのはCopilot in Excelです。「同じAI作業の多くを支援する」という案内と、「既存の数式が書き換え不要で動き続ける」という保証は別です。後者は今回の資料から確認できません。
何が未確認だったか
初稿には、終了後に必ず#NAME?エラーになると書いていました。しかし、関数の資料に載る一般的なエラー一覧は、提供終了後の表示を指定したものではありません。どのエラーになるか、保存済みの結果がどう表示されるかは、ここでは未確認とします。
また、元のセルを変更するたびに必ずAI処理が走る、という一律の説明にも改めるべき点がありました。関数の資料は、同じ引数でもモデルの変化で結果が変わり得ること、再計算したくない結果は値へ変換する方法を案内しています。ただし、今回の確認は特定のブックの再計算条件や更新頻度を測ったものではありません。
Copilot in Excelは「チャットして貼り付けるだけ」ではない
9月5日時点のCopilot in Excelの開始ガイドには、編集・計画・チャットのモードがあり、編集モードでは依頼に応じてブックを直接編集すると説明されています。初稿の「結果を手で貼り付ける対話型に戻るだけ」という説明は、この機能を狭く捉えていました。
ただし、利用できるモードは端末によって異なり、ライセンスや組織設定にも条件があります。関数の置き換えを検討するときは、自分の端末で使える操作から確認してください。通常の数式や表を編集できることは、AI要約の自動更新が既存の関数と同じ条件で続くことを意味しません。
終了前に整理する点検票
以下は、実ブックでの検証前に当ブログが整理した確認事項です。作業時は元のブックを保ち、コピーで試してください。会社のデータは組織の保存・共有ルールに従い、新しい外部サービスへ無断で送らないようにします。
| 確認するもの | メモすること |
|---|---|
| 数式 | COPILOT(を含む箇所、参照元、結果を使う後続セル。式の途中に含まれる場合も探す |
| 現在の結果 | 確認日、元データ、必要な出力の控え。値だけの控えと元の数式を区別する |
| 更新の目的 | 一度の要約で足りるか、データ変更後も更新が必要か、誰が実行するか |
| 代替の試験 | コピーで行った操作、期待した結果、実際の結果、残った手作業 |
一度確定した結果を残したい場合は、コピー側で値として保存する方法を検討できます。ただし値だけにすると、その部分は数式として更新されなくなります。元の式を上書きして消してしまわないようにしてください。
定期的なAI処理が必要なら、移行先で「入力を変える→処理を実行する→出力と後続セルを確認する」を一巡させ、担当者と実行条件を記録します。特定の自動化製品に替えるだけで同じ動作・費用になるとは、試さずに案内できません。
この記録の限界と次の行動
今回は公式2ページの照合です。COPILOT関数、代替モード、提供終了後の挙動の実機試験は行っていません。Microsoftの廃止理由を「冗長だから」と断定する根拠も、確認した告知にはありませんでした。
まず、自分のブックに関数が含まれるかを点検し、含まれる場合は式と現在の結果を保全してください。そのうえで実際に使えるモードと更新手順を試します。9月14日以降の表示については、今の時点で結果を予測して書かず、公式の追加案内と自分の環境での確認を分けて記録するのが安全です。