日次ログ(2026.10.04 更新)

【日次ログ】ExcelのCOPILOT関数は9月14日提供終了 ― ブックの点検事項

2026-10-04 精査・訂正

Microsoft公式のCOPILOT関数ページを再確認し、2026年9月14日以降は関数を利用できず、既に計算された結果はキャッシュ値として残る一方、再計算すると#NAME?になるという案内を確認しました。推奨される代替はCopilotペインです。これは公式資料の確認であり、当サイトは実際のブックで終了後の動作を試していません。

公式告知で確認できる終了日と対象

10月4日にMicrosoftのCOPILOT関数サポートページを再確認したところ、2026年9月14日以降は利用できない旨が掲載されていました。終了したのはセルからAIを呼ぶCOPILOT関数で、Excel全体やCopilot全体ではありません。

同ページにはFrontier・Microsoft 365 Insiderでの提供と対象ライセンスの条件が記載されています。すべてのExcel利用者が使える通常関数だった、と理解しないでください。また、ページ上の「適用対象」欄を根拠に、試していない全端末の終了後の挙動まで一律に断定することはできません。

代替として案内されているのはCopilotペインです。「ペインで作業を続けられる」という案内と、「既存の数式が書き換え不要で動き続ける」という保証は別です。既存ブックでは、再計算が起きる前に対象セルと依存関係を確認する必要があります。

キャッシュ値が残ることと、関数が動くことは別

公式ページは、既に計算された結果はキャッシュ値としてブックに残る一方、関数を再計算すると#NAME?になると説明しています。したがって、ファイルを開いた直後に値が見えていても、関数が現在も利用可能だとは判断できません。入力セルの変更、明示的な再計算、別環境で開くことなど、何をきっかけに再計算されるかは対象ブックで確認が必要です。

当サイトはCOPILOT関数を含む実ブックを用意していないため、キャッシュ値の表示、再計算時の#NAME?、後続セルへの影響を実測していません。ここでの記載はMicrosoft公式ページの説明に基づきます。個別のファイルがいつ再計算されるかや、エラーがどこまで波及するかを一律には断定しません。

Copilot in Excelは「チャットして貼り付けるだけ」ではない

9月5日時点のCopilot in Excelの開始ガイドには、編集・計画・チャットのモードがあり、編集モードでは依頼に応じてブックを直接編集すると説明されています。初稿の「結果を手で貼り付ける対話型に戻るだけ」という説明は、この機能を狭く捉えていました。

ただし、利用できるモードは端末によって異なり、ライセンスや組織設定にも条件があります。関数の置き換えを検討するときは、自分の端末で使える操作から確認してください。通常の数式や表を編集できることは、AI要約の自動更新が既存の関数と同じ条件で続くことを意味しません。

終了後のブックを確認する点検票

以下は、実ブックでの検証前に当ブログが整理した確認事項です。作業時は元のブックを保ち、コピーで試してください。会社のデータは組織の保存・共有ルールに従い、新しい外部サービスへ無断で送らないようにします。

確認するもの メモすること
数式 COPILOT(を含む箇所、参照元、結果を使う後続セル。式の途中に含まれる場合も探す
現在の結果 確認日、元データ、必要な出力の控え。値だけの控えと元の数式を区別する
更新の目的 一度の要約で足りるか、データ変更後も更新が必要か、誰が実行するか
代替の試験 コピーで行った操作、期待した結果、実際の結果、残った手作業

一度確定した結果を残したい場合は、コピー側で値として保存する方法を検討できます。ただし値だけにすると、その部分は数式として更新されなくなります。元の式を上書きして消してしまわないようにしてください。

定期的なAI処理が必要なら、移行先で「入力を変える→処理を実行する→出力と後続セルを確認する」を一巡させ、担当者と実行条件を記録します。特定の自動化製品に替えるだけで同じ動作・費用になるとは、試さずに案内できません。

この記録の限界と次の行動

今回は公式2ページの照合です。COPILOT関数のキャッシュ値、再計算時の#NAME?、Copilotペインによる代替作業の実機試験は行っていません。Microsoftの廃止理由を「冗長だから」と断定する根拠も、確認した告知にはありませんでした。

まず、自分のブックに関数が含まれるかを点検し、含まれる場合は再計算をかける前に式と現在のキャッシュ値を保全してください。そのうえで、利用できるCopilotペインと更新手順をコピー上で試します。公式案内と自分の環境で観測した結果を分けて記録すると、推測を実測として扱わずに移行できます。

一次情報・出典

  1. Microsoft公式:COPILOT Function
  2. Microsoft公式:Get started with Copilot in Excel